選考について

一次面接は企業とあなたのファーストコンタクトであり、登場するインタビュアーによっては選考プロセスにおいて最も重要な機会となりえます。
そのため、事前に情報を得て準備を行うことが肝要なのですが、ここにエージェント活用のメリットがあります。

そのメリットとは、「相手のニーズ」と企業の内情を客観的な情報として知ることで、より「効果的な」面接の準備を行うことができるということです。

まず、「相手のニーズ」とは、
・募集する背景
・ポジションに期待する役割
・どのような候補者を求めているのか(ある特定のスキル・実績重視なのか、考える癖が付いているなどの人物を重視しているのか…)
などの基本的な内容に加えた、企業や職種によって異なる選考における注目点です。また、どのような立場(ポジション)の方がインタビュアーとして現れるのか、といった点も話を進める上では重要なポイントです。

そして、より「効果的な」面接の準備とは、一次面接前に得た情報はあくまで「あなたとインタビュアー、お互いにとって深い対話を行えるようにするため」に活用するのであって、「あなたの魅力を、相手のニーズに合わせてより強くPRするため」に活用することではないということです。

面接官の経験者は記憶にも新しいと思いますが、ポジションに求められる能力やカルチャーフィット、コミュニケーション力は候補者より特にPRされなくとも、あなたが質問をリードすることで自然と判断できてしまうものではないでしょうか。

つまり、事前準備とは、相手のニーズを理解し、ご自身の「人生の成功」を目的とした転職理由と照らし合わせ「この案件がアリかナシか、仮説をたてて語れるようにしておく」ということです。

仮説はインタビュアーとの対話のなかで、いい意味でも悪い意味でも覆される可能性が有ります。ただ、その仮説が深く論理的であればあるほど、相手も興味を持って応えてくれるはずです。
そのうえで、対話が充実していればいるほど、自分にとって取るべき話なのかどうかインタビューを終えた際に判断がしやすくなります。

また、一次面接の問答の内容は、面接終了後にノートにメモをしておくことをお勧めします。二次面接以降、新しいインタビュアーと対話を行う際に、とても有効です。

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オファーが出るまでの面接の回数は企業によって様々ですが、2回〜4回程度が一般的です。別の企業の選考も少なくとも3社程度は並行して進め、オファー内容を比べて1つに決定できるようなプロセスがベストでしょう。ただ、ここで想像力を働かせて欲しいのですが、オファーを出して断られてしまった企業の人事としては、ある程度納得のいく理由が欲しいというのが本音です。(期待している担当部門長や人事トップに説明をしないといけません)
相手のWinも考え行動し、あなたの成功を応援するファンを世の中に一人でも多く増やしていきましょう。

エージェントは企業の採用を助けるという側面も持っているため、人事担当者や部門責任者より面接の参考となるような情報を掴むことが可能です。うまくエージェントを活用し、より有意義な対話の場としてもらえたらと思います。
一般論ではなくあなたの経験と言葉で話ができるよう、お力になれたらと思います。